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タイ進出をお考えの方へ

タイ進出の注意点

日本企業がタイに進出する際の注意点を下記に挙げます。
主に①労働ビザや会社設立、②タイ人の気質、③独特の商習慣、④タイの治安という4点があります。

タイ進出の注意点①:労働ビザや会社設立

 

タイに進出する際にまず注意しなければならないのは、タイで働くための労働ビザの取得です。そもそもタイで日本人が働くためには就労ビザ(Bビザ)とは別に労働局に労働許可証(ワークパーミット)を申請する必要があります。この労働許可証は個人では申請できないため、必ず法人登記が先となります。 しかしその会社法人の設立に関して、注意しなければならないのはタイの「外国人事業法」と「外資規制」の2つです。外国人事業法により、日本企業がタイで会社を設立する場合にはタイ資本が過半数以上を占める必要があります。その為、タイ資本51%、外資49%というケースが殆どです。ただし例外としてBOI(タイ投資委員会)を活用する事により、外資100%での設立も可能です。そのBOIの申請条件は、①資本金が1,000万バーツ以上、②最低1ヶ国、海外にある支店もしくは関連会社を統括する、という2点です。タイへの投資振興を目的に設けられたBOIには様々な優遇措置もあります。ウメムラにはタイ進出の際のノウハウが豊富にありますので、工場建設と共に是非ご相談ください。

タイ進出の注意点②:タイ人の気質

 

タイに進出し、会社の設立や現地法人の立ち上げを行った後に、タイ人の従業員を雇うかと思います。タイの人々の性格はお国柄を反映して非常におおらかで、あまり細かいことを気にしない、いわゆる「マイペンライ(気にしない)」という国民性が特徴です。そのためタイに慣れていない日本人にとってはタイ人の言動が一見非常識に映ることもあるでしょうが、タイという国に慣れると彼らの価値観や国民性を知ることで、そのおおらかさも理解できるようになりますし、近年では時間を厳守するタイ人も大変増えてきています。ウメムラはタイに進出して29年間、多くのタイ人従業員を抱えながら仕事の苦楽を共にして参りました。ぜひタイに進出する際にはタイ人との上手な仕事の進め方を含めて、ウメムラに一度ご相談ください。

タイ進出の注意点③:独特の商習慣

 

タイ独特の商習慣は本や参考書に載っているケースが稀で、タイ現地に進出しなければ分からないことも多く含まれています。例えば、①契約書は契約者双方にある程度平等になっているのではなく、強い立場の方が有利な契約となる事が多い、②一度買ったものはその品物に瑕疵があっても返品は難しい、③契約自由の原則がないので弱者救済の法律(例:借家法など)が存在しない、など当然我々日本人からすると少々違和感を感じる商習慣も中にはあります。 「進出の注意点①」で述べた通り、タイに進出する際にはBOIを使わない限り、タイ現地の出資パートナーが必要となります。つまりタイ進出の際には独自の商習慣やローカルルールを含め、頼りになるパートナーが必要です。工場・倉庫の建設だけに留まらずタイ進出の際には一度ご相談いただければと思います。

タイ進出の注意点④:タイの治安

 

タイは東南アジアの中でもっとも治安の良い国の一つです。 ただし、地域によって治安にバラつきがあり、日本企業がタイに進出する際には事前情報をきちんと把握することが重要です。タイへの進出前に、進出検討エリアの治安情報を確認することが賢明です。タイ進出から29年を経たウメムラにご相談いただければ進出エリアの現地情報や用地の選定などもご提案が可能です。

タイで29年の実績。タイへの進出ならウメムラにご相談下さい。

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